118空調フィルター空調フィルターAir Filter建築物衛生法において、空気調和設備とは、「エア・フィルター、電気集じん等を用いて外から取り入れた空気等を浄化し、その温度、湿度及び流量を調節して供給(排出を含む)ことができる機器及び付属設備の総体」をいいます。すなわち、浄化、温度、湿度、流量の調節の4つの機能を備えた設備のことです。空気調和設備を設けている場合は、居室において、下表の基準におおむね適合するように、厚生労働大臣が定める「空気調和設備等の維持管理及び清掃等に係る技術上の基準」に従い、空気調和設備の維持管理に努めなくてはまりません。ア. 浮遊粉じんの量イ. 一酸化炭素の含有率ウ. 二酸化炭素の含有率エ. 温度オ. 相対湿度カ. 気流キ. ホルムアルデヒドの量0.15mg/m3以下100万分の10以下(=10ppm以下)※特例として外気がすでに10ppm以上ある場合には20ppm以下100万分の1000以下(=1000ppm以下)①17℃以上28℃以下 ②居室における温度を外気の温度より低くする場合は、その差を著しくしないこと。40%以上70%以下0.5m/秒以下0.1mg/m3以下(=0.08ppm以下)厚さ(mm以下)面風速(m/s)初期圧力損失(Pa以下)単位面積当たりの試験粉じん供給量粒子捕集率(%以下)試験方法0.3μm0.4μm0.7μmー40503002.5140880ー70803002.51703001.381500.76720ー708099.97ーー1502.5130280ー245ー40501502.5100350型式2に対する試験方法型式2に対する試験方法型式1に対する試験方法面積はフィルター本体の前面投影面積JIS B 9908(換気用エアフィルターユニット・換気用電気集じん器の性能試験方法)に規定する試験方法型 式備 考中性能標準形薄形高性能標準形薄形HEPA標準形薄形ASHRAE Std 52比色法2019181716151413121110987654321U17U16U15H14H13H12H11H10F9F8F7ーーーーーーーーーーーーーTypeFTypeDTypeCTypeAーー99.999%(0.1-0.2μm)99.999%(0.3μm)99.99% (0.3μm)99.97% (0.3μm)>98%>95%>90%>65%99.999995%99.99995%99.9995%99.995%99.95%99.5%95%85%(MPPS)Em>95%90>Em>95%80>Em>90%F6F5G4G3G2G160>Em>80%40>Em>60%ーーーーーー<90%80-90%65-80%<65%ーーーーー>95%90-95%80-90%70-75%60-65%50-55%40-45%30-35%25-30%<20%<20%<20%<20%<20%<20%ーーーーーー>98%>98%>95%>95%>95%>90%>90%>90%85-90%80-85%75-80%70-75%65-70%<65%MERV比色法効率質量法効率ENクラス捕集効率質量法効率IES-RP-CC-001-86クラス捕集効率JISエアフィルターに関する技術資料など■ 折込み形エアフィルターの性能■ フィルターの性能建築物衛生法に基づく空気清浄計画に関する基準エアフィルターの性能要求仕様について ~公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)より抜粋~エアフィルターの集じん性能規格と海外規格の概要空調フィルター
元のページ ../index.html#119